Vechain、国際機関DNVと共同で海洋プラスチック追跡システムを構築。環境保護を推進へ

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エンタープライズ向けブロックチェーンVechainは9月25日、リスクマネジメントに関するあらゆる活動を行う国際機関「Det Norske Veritas(DNV)」と共同で、回収された海洋プラスチックの起源から再利用までの追跡システムの構築を発表した。

VeChainは、プラスチック収集者、リサイクル業者、スタッフらがリアルタイムに回収プラスチック情報をブロックチェーンに記録できるようアプリの開発をサポートしてきた。中でも、海洋プラスチックの廃絶を目指すReSea ProjectはVeChainによってトレーサビリティと透明性を確保したとしている。同プロジェクトは、過去2年間で海や川から200万キロ以上のプラスチックを回収しており、廃棄物管理が不十分で低所得なインドネシアの地域社会の人々を雇用するという地域主導型のソリューションを提供している。

海洋プラスチック清掃においては、多くのチャリティ団体や非営利団体が自分たちの行っている活動を公開しているが、そのデータについては不十分であり、寄付にあたっては公開されたデータを信頼して行わなければならなかった。ReSeaでは、清掃エリアの記録からゴミの除去、回収されたプラスチックの選別、影響の記録、プラスチック廃棄物を廃棄物バンクへ搬送、リサイクルや廃棄物処理の分配、といった各プロセスを追跡することが可能となるという。

【参照URL】@vechainofficial
【参照記事】Press | Media coverage ReSea Project

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HEDGE GUIDE 編集部 Web3・ブロックチェーンチーム

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