會澤高圧コンクリート、総合建設企業ケイコンが炭素排出量をNFT化「a NET ZEROイニシアティブ協定」締結

北海道の會澤高圧コンクリートと京都拠点のケイコンは、「a NET ZEROイニシアティブ協定」を締結し、カーボンクレジットのNFT化によるサプライチェーン上の排出量削減管理を検証・追跡可能にすることでコンクリート業界の脱炭素化の基盤作りを推進していくという。

「a NET ZEROイニシアティブ」は、プロジェクトごとに採用した脱炭素テクノロジー、生産拠点、生産量、GHG削減量とその計算根拠などのデータをNFT化、OpenSeaなどのプラットフォームを利用して製品納入や決済のタイミングで購入することで、GHG削減量の帰属を明確にするという。また、これにより削減量の二重計上防止を徹底することも可能だ。NFTの導入により炭素削減量の累計値はa NET ZEROイニシアティブの専用サイトに毎日アップデートされるため、関係者だけでなくメーカーと取引する金融機関や投資家、環境問題に関心のある住民がGHG削減の取り組み状況をリアルタイムで確認できるというメリットもある。

声明によると、来年3月までに脱炭素化テクノロジーの技術力を保有する100社の主要パートナーを集結し、今後デベロッパーやゼネコンなどのサードパーティからの技術的要請にも対応できる情報交流の基盤づくりを目指したいとしている。

會澤高圧コンクリートは、バクテリア由来の自然治癒コンクリートやコンクリート3Dプリンターの開発などイノベーション・マーケティングを展開している総合コンクリートメーカー。同社は、サプライチェーンの温室効果ガス排出量を実質ゼロにする「NET ZERO 2035」を実現するために、脱炭素関連テクノロジーを用いたマネージメント手法について業界内での先駆的立場をとっている企業だ。

ケイコンは、西日本を基盤に、高速道路や大中規模の建設に使用されるプレキャスト(成形済みコンクリートパネル)を展開するコンクリート製品企業である。同社は脱炭素化に向け「サステナビリティ・チーム」を発足させ、国内61社あるプレキャストメーカーが加盟する「NEP工業会」の主宰として、ネットゼロを目指している。

【参照記事】『a NET ZEROイニシアティブ協定』締結 會澤高圧とケイコン

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HEDGE GUIDE 編集部 暗号資産・ブロックチェーンチーム

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