CARBON Copyで読み解くReFi ー 2025年に向けた市場の展望

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参照:CARBON Copy

目次

  1. CARBON Copyとは?
    1-1. ニュース
    1-2. リサーチ記事
    1-3. データベース
  2. 2025年のReFi

CARBON Copyとは?

「CARBON Copy」は、ReF に関するニュース、情報、分析ができるサイトです。ReFiに関する最新情報、プロジェクト、定量的な数値がこのサイトを見れば全てわかります。

以下、サイト内に集約されている情報を紹介していきます。

①ニュース

ReFiに関する最新ニュースが更新されています。あらゆるメディアからキュレーションされ、ここに表示されています。このサイト上で閲覧することはもちろん、RSSフィードとして取得して自身のツールと連携させることも可能です。

参照:CARBON Copy

②リサーチ記事

ReFiに関する基本的な記事から最新情報の記事まで、あらゆる記事がまとめられています。

参照:CARBON Copy

また、レポート形式でのコンテンツや一定期間を振り返ったリキャップ記事も存在します。

参照:CARBON Copy

HEDGE GUIDEでもこちらに掲載されている「The State of ReFi Report 2024」を許可をいただき、日本語で要約して公開しています。

ReFiレポート「The State of ReFi 2024」の要約(前編)

ReFiレポート「Tehe State of ReFi 2024」の要約(後編)

③データベース

ReFiプロジェクト、ビルダー、トークンの情報がまとめられています。各プロジェクトページにはそのプロジェクトの概要や公式リンク、関連ニュースが紐付けられているので、プロジェクトの発見だけでなく、類似プロジェクトの検索やリサーチにも利用することができます。

参照:ReFi Projects

参照:ReFi People

ランドスケープページにはカテゴリ別でReFiプロジェクトが分類されており、どういったプロジェクトが存在しているのか、どこが盛り上がっているのかが一目で理解できます。

そして、最近ベータ版としてリリースされたものが「ReFi Impact Dashboard」です。このダッシュボードにはReFiプロジェクト全体のグラント獲得や資金調達の金額、クレジットの発行額などが一覧で可視化して確認できます。

「CARBON Copy」が追いかけているデータの合計値となりますが、ReFiメディアの中でも大規模なプロジェクトのデータベースを持っているので、市場全体の数値をリアルタイムで理解することに役立ちます。そして、これらの情報はサイトに更新されていますが、公式ニュースレターにも更新されていきます。

2025年のReFi

以上がCARBON Copyの概要となります。ReFiに関する基本的なニュースとプロジェクトのダッシュボードがまとめられており、非常に参考になるサイトかと思います。

最後にCARBON Copyのニュースレターで最新更新された「2025年のReFiを展望する」というタイトルの記事に書かれていることを簡単に紹介します。記事冒頭で、金融包括を目指すブロックチェーンを開発するCelo Fundationの発言を取り上げています。

ここには2022年頃からおよそ2年の間、ReFiがあまり注目されてこなかった現状と、2025年に改めて注目を集めるのではないかという期待が込められています。

その背景として、ウォレット機能のUI/UXの拡充と法定通貨と暗号資産をトレードするオン/オフランプ機能の充実を上げています。また、記事の中ではこの2年でReFiプロジェクトにも多様性が生まれたことも期待できる理由の1つに挙げています。インパクトDePIN、インパクト通貨やミームコイン、インベストメントダオなど、環境貢献や金融包括に対するカテゴリが多様化しました。これらの活動が2025年に結果として出始めるのではないかという予想です。

筆者個人としても、ReFiがいきなり市場としてバブルになるとは思いませんが、環境に対する規制や世間の声が強まる中で、徐々にブロックチェーンを活用したソリューションが求められてくると考えています。そして、アメリカ大統領にトランプ氏が就任することで暗号資産の市況が良くなってきていることも考えると、ReFiへ流れる資金量も増加することが考えられます。
HEDGE GUIDEでもこれらのサイトも参考にしながら今後もReFiに関するプロジェクトの詳細を発信して参りますので引き続きよろしくお願い致します。