シンガポールのブロックチェーンソリューションChintaiは10月12日、脱炭素化ソリューションとネットゼロを推進するDNZ Venture Globalと提携したと公表した。
Cintaiはシンガポール金融管理局が認可するブロックチェーン企業で、セキュリティトークンの発行やセカンダリー取引、デジタル資産の自動化されたコンプライアンスインフラなどを包括的に提供している。
DNZ Venture Globalは、シンガポールをはじめ東南アジア諸国連合において、独自のエネルギー最適化プラットフォーム「 CASPIAN AI-IoT」の構築、およびESG関連資産トークン化ソリューションを提供する企業だ。
今回の提携により、Chintaiのブロックチェーンプラットフォームを通じ、トークンのシームレスな発行、上場、取引が行うことが可能となったという。また、提携に伴い、以下3つのパイロットプロジェクトが発表されている。
- DNZ Climate Action Token:
気候変動トークンの自社ブランド化を可能にするホワイトラベルの生成と管理を可能にするトークン - Blockchain Technology Center:
非流動性資産の小口化し、認定投資家や機関投資家向けに提供する - Botanical The Valley:
最新のスマートホームテクノロジーを備えた、カーボンコンシャスな高級プールヴィラ開発プロジェクト
【参照記事】Chintai and DNZ Venture Global Join Forces to Revolutionize Climate Action Through Tokenization
The following two tabs change content below.

HEDGE GUIDE 編集部 Web3・ブロックチェーンチーム
HEDGE GUIDE 編集部 Web3・ブロックチェーンチームは、Web3やブロックチェーンなどフィンテックに知見が深い編集部メンバーで構成。最新のニュースやコラム、Web3に関する基礎知識を初心者向けにわかりやすく解説しています。

最新記事 by HEDGE GUIDE 編集部 Web3・ブロックチェーンチーム (全て見る)
- DIMO、HAKUHODO KEY3と提携 日本市場で自動車データの新しい未来を築く - 2025年3月26日
- ReFiで広がるカーボンクレジット市場の未来― KlimaDAO JAPANの取り組みと展望【インタビュー】 - 2025年3月14日
- ReFi×インパクト投資×システミックデザインから見る、新しい経済システムと金融の未来(HEDGE GUIDE / IDEAS FOR GOOD Business Design Lab) - 2025年2月12日
- peaq、次世代AIインフラ企業iGam3の参加を発表 計算基盤の分散化で新たな経済圏へ - 2025年2月5日
- Xpansiv、炭素除去クレジットの専用取引市場を開設 - 2025年2月4日