仮想通貨のハッキング被害は仮想通貨投資家にとって何より避けたい出来事ではないでしょうか。仮想通貨取引所はユーザーの利便性を確保する目的で、保有資産の一部をインターネットに接続したホットウォレットで管理しているとされています。ホットウォレットは利便性の一方でハッキングリスクが高く、ユーザーはこうした現状を踏まえて自衛策を取る必要があります。そこで、以下ではHEDGE GUIDE編集部がおすすめするウォレットを紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
おすすめのハードウェアウォレット・モバイルウォレットの一覧
30種類の仮想通貨が保管可能なハードウェアウォレット「Ledger Nano S」
Ledger Nano Sは、フランスのLedger社が提供する仮想通貨のハードウェアウォレットです。ハードウェアウォレットは、端末内で仮想通貨の所有権の証でもある秘密鍵を管理するため、仮想通貨をインターネットから完全に隔離した状態で保管することができます。端末には物理ボタンとスクリーンが搭載されているため操作性が高いだけでなく、ハッキング被害によって端末が外部から遠隔操作されないような仕組みも整えられています。価格は12,490円(2018年10月時点)ですが、シッピングコストがかさむことや日本語サポートに対応していないことを考えると、割高になっても国内の正規代理店での購入がおすすめです。
安全性と透明性の高さが特徴のハードウェアウォレット「Trezor」
Trezorは、TREZOR社が提供する仮想通貨のハードウェアウォレットです。ForbesやCNNなど、大手メディアの掲載実績もあるTrezorは、ソフトウェアがすべてオープンソースとして公開されている透明性の高さと、第三者でもバックドアのない安全性が監査であることが特徴です。TrezorはLedger Nano Sと比較して対応通貨数が多くないものの、NEM(XEM)の保管が可能です。保有する仮想通貨対応のハードウェアウォレットを購入することはもちろんですが、ハードウェアウォレットは紛失リスクや故障リスクもあるため、ビットコインだけを保有している場合でもTrezorとLedger Nano Sの2台を購入するなど、複数台の保有がおすすめです。
初心者でもスマホで仮想通貨を安全に保管できるソフトウェアウォレット「Ginco」
Gincoは、株式会社Gincoが提供する仮想通貨のソフトウェアウォレットです。Gincoはスマートフォンアプリとしてインスールするだけで利用できるウォレットで、日本語で分かりやすいUIが特徴です。従来、仮想通貨のウォレットは技術用語なども多く、日本語に完全に対応しているウォレットもありませんでした。そうした中、Gincoは日本語サポートも行っており、初心者であっても使いやすい利便性の高さとセキュリティのバランスが整ったウォレットとなっています。また、Gincoではインストールをしておくだけでトークンが配布されるAirdropも定期的に実施している他、Gincoに仮想通貨資産を10万円以上保有しているユーザーは高額なAirdropが当選するようにされているなど、仮想通貨を楽しむことができる仕組みも整っているおすすめのウォレットです。

HEDGE GUIDE 編集部 暗号資産・ブロックチェーンチーム

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