不動産CF「TECROWD」43号ファンド6/6募集開始。大阪・北堀江のホテルリニューアルプロジェクトに想定利回り年7%

TECRA株式会社は不動産投資型クラウドファンディング(CF)サービス「TECROWD(テクラウド)」で43号ファンド「ZONE shinsaibashi west」の募集を6月6日午後6時開始する。大阪市西区北堀江に位置する宿泊施設を対象物件とした第2弾で、募集金額 3億7020万円、想定運用期間は今年7月1日から24ヶ月、年間の配当利回りは7%を想定する。募集期限は6月28日。

同ファンドは現在、休眠状態の宿泊施設を購入後、同社グループ監修のもとリノベーションを行う。ジムに特化したシェアリングサービス「THE PERSON」を運営するstadiums株式会社との共同プロジェクト。

建物は鉄骨10階建、延床面積1390.26㎡、土地面積184.85㎡の規模だが、現在は休眠状態。北堀江エリアは、地下鉄四つ橋線や長堀鶴見緑地線、御堂筋線などの交通アクセスも良好。ベンチャー企業やスタートアップ企業が多く、若手ビジネスマンや起業家にとって魅力的な環境。商業施設や飲食店も多く、西区でも活気がある街として知られる。

リノベーション後、屋内にはジムやソロサウナ室、グループサウナ室などを併設、「顧客一人一人の心と身体の健康にフォーカスした施設。無人運営による利益の最大化を目指しながら、あえて人を介入させることにより、より一層の付加価値の向上を目指す」(同社)と今後の展開に意欲を見せる。

今回のファンドでは物件の5~7階部分を購入し、次号以降のファンドにて8~10階部分も購入、最終的に物件全体を運用する予定。最低出資額は10万円。優先劣後方式で、TECRA社が劣後出資1950万円を出資する。

なお、募集枠の一部を、通常の募集に先立って申し込み・入金手続きが可能となる先行抽選システムを採用している。5月18日午後5時時点でTECROWDの投資家登録が完了していること、同日から5月29日午後11時59分までの間に専用フォームから希望口数の登録をしていることが条件。対象者には、マイページ内の「お知らせ」で専用フォームのURLを記載したメールが送られる。

【関連サイト】不動産投資型クラウドファンディング「TECROWD」
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※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。

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