不動産クラウドファンディングのFUELと高島屋金融子会社が提携、ソーシャルレンディング事業に参入。第1号案件はサ高住

不動産投資クラウドファンディング(CF)プラットフォームの「FUEL(フエル)」を運営するFUEL(フエル)株式会社は4月12日、株式会社高島屋の金融子会社である高島屋ファイナンシャル・パートナーズ株式会社(TFP)と業務提携契約を締結したと発表した。ソーシャルレンディング事業(貸付型CF)を協同して推進する。両社がプロの視点で独立した審査を実施した投資案件を、 専用ウェブサイトを介して個人を中心とした幅広い投資家へ提供していく。サイト開設およびファンド募集は今夏を予定しており、サービス開始はFUELのコーポレートサイトで公表する。

高島屋は百貨店事業、商業開発事業に次ぐ第三の柱として金融事業を強化しており、 2020年6月にTFPが資産形成や資産継承などの相談業務や 金融商品などの取り扱いを行うファイナンシャルサービス事業を開始した。今回の業務提携によりソーシャルレンディング事業に新規参入することで、金融事業の収益およびグループとしての顧客接点の拡大を図る。また、少子高齢化社会や再生エネルギーなど、企業の社会性の高い資金ニーズや顧客の資産形成ニーズに応えるとともに、社会的課題を解決する事業への融資を通じて社会貢献にも繋げていく。

フエルは専用ウェブサイトの構築や運営、ファンドの審査や販売、管理、投資口座管理などを手掛ける。事業スキームは、専用ウェブサイトを通じて資金を募集し、TFPが組成するファンドへ投資家が出資。 調達した資金を活用してTFPが貸付事業を行う。貸付先は上場企業もしくは事業規模・資本関係・ガバナンス・外部監査体制等を総合的に判断し、上場企業に準ずると判断した企業、またはそれらが運営する特別目的会社を厳選する。高齢化社会」「地方創生」といった社会的課題に取り組む企業を応援する投資案件も多く取り扱っていくという。 第1号の投資案件として、 賃貸住宅一括借上事業(サブリース)を運営する日本管理センター株式会社と提携し、サービス付き高齢者向け住宅を紹介する予定。

フエルは、運営するCFサイトを通じて、 これまで機関投資家などに限定されていた上場企業が手掛ける不動産や不動産事業への投資機会を、個人を中心に幅広い投資家層へ提供している。1つの口座から複数のファンド事業者へ投資できるのが特徴で、投資金額も1万円以上1円単位の投資による資産運用を可能にしている。20年2月のサービス開始以降、 2つのクラウドファンディングサイトで募集された累計15本のファンドを運用しており、 今回の業務提携契約により、運営するCFサイトは「FUELオンラインファンド」と「CRE Funding」「タカシマヤのソーシャルレンディング」の3サイトとなった。

TFPは高島屋の金融事業を担うグループ会社。前身の高島屋クレジットは高島屋のカード会社として1986年に設立された 20年に高島屋保険と合併し現社名に変更。同時に「金融商品仲介業」「信託契約代理店業」を開始し、 高島屋グループの金融業のプラットフォーム統一を実現した。

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※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。

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HEDGE GUIDE 編集部 ソーシャルレンディングチーム

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