2021.11.12 仮想通貨マーケットレポート【ビットコインは一旦時間調整の時間帯へ】

昨日のビットコイン相場は急落後横ばいの動きが継続。65,000ドルを挟んだ展開が継続した。一昨日の中国恒大のデフォルトの話題が広がったことでビットコインは急落し、短期勢のストップロスを巻き込んで6,000ドルほどの値幅に繋がったが、短期勢が切らされた程度の動きと捉えており、大きな方向性に問題はないという印象。

また足元は価格の下落幅をみるとビットコインからアルトコインへ資金移動していると判断しており、ビットコインは相対的にアルトコイン対して弱い地合いが続いているか。また、仮想通貨市場全体のチャートを見ても形が悪くなってきているチャートが多くなってきているため、今回の下落で焦ってロングを積んではいけないと考えている。

ビットコインはオンチェーンを見ても大きくトレンドが変わったような雰囲気はなく、今回は短期的な動きと考えていいと捉えているため、上昇方向に動きそうな様子が出た場合は短期的について行きたいと考えている。一方でOIはまだ高い水準を保っているため、再度下落すると60,000ドル付近までの短期的な急落は可能性としてはあるため、エントリーは複数回に分けながらリスク管理することが大事な局面だろう。

仮想通貨市場のニュースとしては、bitFlyerでチェーンリンクが上場すると報道があったことや、ディズニー社が独自のメタバース構想をコメントしており、話題のメタバース市場に期待がもてるニュースが出てきている。またBitwiseがビットコイン先物ETFの申請を取り下げており、引き続き現物のETFは難しいと考えられている様子。

米国市場はNYダウは続落する中、S&P500指数やNASDAQは小幅上昇する動き。米国債市場はベテランズデーのため休場となっている。

ドルインデックスは上昇しておりドル円は114円台を維持しているが、一方でここから115円を目指すかと言われるとそのようなイメージも正直ないため、114円台半ば以降まで上昇すればショートでエントリーしつつ、113円台半ばを割れる動きをしたらロングというスタンスで臨むのがいいか。114円を挟んだ動きを想定しながらのポジショニングになりそう。

米国債金利は引き続きショート(金利上昇)のポジションで保有しており、10年金利で1.70-1.75%あたりで利益確定したいと考えている。

日経平均株価も29,000円台前半のロングを維持しており、29,000円台後半での利益確定を行うスタンスで維持している。

ニュースとしては、ロシア軍がウクライナに侵攻を検討の可能性がアメリカからEUに伝えられており地政学リスクには注意したいところ。またリビアン株が注目されており、時価総額は11兆円超の水準まで膨らんできている。

中国独身の日の取り扱い金額がアリババから公表され9.6兆円と過去最高となったことが発表されているが、中国に関しては中国恒大の不透明感が継続する中、大手不動産会社は利払いができない可能性を投資家に伝えているニュースも出ており、なかなか余談は許さない状況が続いている様子。

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中島 翔

中島 翔

学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。金融業界に精通して幅広い知識を持つ。証券アナリスト資格保有 。Twitter : @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12