昨日のビットコイン相場は45,000ドルまで下落する場面も見られるも、反転し46,000ドル台後半まで上昇。

底堅い展開が継続しており、47,000ドルを超えてくる場合は短期的にロングを積み増すか検討している。
現在ビットコインの未決済建玉も調整する動きがありつつも高水準となっており、ファンディングレートもプラス圏で推移する中、取引所のポジションはショートポジションが優勢となっており、そこまで下落する様子がまだ見えてこない状況が続いている。

その他仮想通貨市場全体が昨日はNY時間から持ち直す動きを見せており、総じて堅調と言える相場展開となった。
仮想通貨市場のニュースとして、bitFlyerが買収されるかとの報道がある中、創業者の加納氏が買収防衛のためのホワイトナイトを募集する動きがあった。また、足元堅調なNEARが時価総額19位まで浮上してきており、NEAR基盤のDeFiプロトコルBAstionが資金調達ラウンドの実施を発表している。
ポジションはビットコイン、SOL、FIL、SHIBのロングは継続。LUNAショートは111ドルあたりで一旦利食いを行い再度エントリー待ちの状況。
米国市場はハイテク関連銘柄を中心に株式市場が上昇。テスラ社のイーロンマスクがTwitterの筆頭株主になったということが明らかとなりTwitterが急騰する中ハイテク関連が連れ高となった様子。
またロシアがウクライナで大量虐殺を行ったとの報道が出ており、アメリカやヨーロッパが対ロシア制裁を強めるとの動きからユーロが下落する動きとなっている。
米国債市場はそこまで変化はなくドル円も122円台後半での推移に。一方で豪ドルが強含む展開は継続しており、豪ドル売りは危険と判断しながらトレードを行うべき環境。
個人的に気になったのはトルコでインフレ率が3月61.1%まで急上昇しており、実質金利は世界で最低となっていること。トルコは日本人にも人気の通貨であるが、トルコ中銀がエルドアンの意向を無視して利上げに踏み切るかは不透明であるため触らない方が賢明だろう。
また、ロシアルーブルが現在の水準を維持できるとは思えないため、どこかでロシアルーブルはショートで攻めたいと考えているがスワップポイントがとても高いため迂闊にショートで攻めれない環境。
今は何かが起きれば安全資産である米ドルに資金が流れる動きが出ているため、この点は頭に入れておきたい。ポジションは変えていないため前日のレポートを参照。
【関連記事】ビットコインとは?特徴・仕組み・購入方法
仮想通貨取引を始めるなら

中島 翔

最新記事 by 中島 翔 (全て見る)
- 日本発のビンテージNFT「Badger Capsule」の魅力とOrdinal技術による市場拡大への期待 - 2023年6月8日
- STEPN(ステップン)の現状分析:価格、ユーザー数の変動、そして今後の見通し - 2023年5月31日
- NFT Garden、 簡単にNFTを生成できるプラットフォームの最新動向 - 2023年5月30日
- 中国WeBankのブロックチェーン活用:ESGインフラストラクチャ構築の最新動向 - 2023年5月30日
- 【2023年5月版】NFTの特徴と市場動向について - 2023年5月29日