レバレッジ取引をするならbitFlyer Lightningがおすすめ?注目の仮想通貨取引所3社と徹底比較!

仮想通貨の投資手段には、実際に仮想通貨を売買して資産の値上がり幅からキャピタルゲインを得る「現物取引」と、証拠金を預け入れて投資資金の数倍の金額で売買できる「レバレッジ取引(仮想通貨FX)」があります。仮想通貨取引所の中にはレバレッジ取引を取り入れる企業も増えてきています。

一般社団法人日本仮想通貨交換業協会(JVCEA)が2020年1月に公表した「仮想通貨取引月次データ(2018年9月〜2019年12月)」によると、2019年12月の国内の取引状況は現物取引が2,794億9,600万円であったのに対して、レバレッジ取引(証拠金取引・信用取引・先物取引)は3兆83億4,900万円となりました。仮想通貨市場はレバレッジ取引が中心であることが判明しています。

仮想通貨取引所bitFlyerが提供している「bitFlyer Lightning」は、レバレッジ取引(Lightning FX、Lightning Futures)を提供しており、Bitcoin日本語情報サイトによると、現物・差金決済・先物取引を含むビットコイン取引量は国内No.1となっています(2019年総月間出来高)。

ここではbitFlyer のレバレッジ取引について、Hedge Guideが厳選する3つの仮想通貨取引所と比較しながら解説致します。これから仮想通貨のレバレッジ取引に挑戦したいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

目次

  1. bitFlyer のレバレッジ取引の特徴
    1-1. 証拠金取引と先物取引の2種類
    1-2. ビットコインを証拠金にできる
  2. bitFlyer の証拠金取引の追証・ロスカットルール
    2-1. 追証ルール
    2-2. ロスカットルール
  3. レバレッジ取引を提供する仮想通貨取引所3社との比較
    3-1. レバレッジ取引の対応通貨が多いDMM Bitcoin
    3-2. 両建ても可能なGMOコイン
    3-3. レバレッジ取引の準リアルタイムデータを公開するTAOTAO
  4. レバレッジ取引を提供する仮想通貨取引所の機能や手数料など徹底比較
    4-1. 通貨ペア
    4-2. 手数料・レバレッジ倍率
    4-3. ロスカット発生条件
  5. まとめ

①bitFlyer のレバレッジ取引の特徴

bitFlyer
bitFlyerの仮想通貨取引サービスは、初心者でも利用しやすい「販売所」と、ビットコインの板取引が可能な「取引所」、複数の注文機能で価格変動リスクを細かく管理できる「bitFlyer Lightning」があります。bitFlyer LightningはパソコンだけでなくbitFlyerのスマホアプリからも利用できます。

1-1. 証拠金取引と先物取引の2種類

bitFlyer Lightningでは証拠金取引(Lightning FX)と先物取引(Lightning Futures)の2種類のレバレッジ取引に対応しています。Lightning FX(BTC-FX/JPY)とLightning Futures(BTC/JPY)はどちらも証拠金を預け入れて最大4倍のレバレッジを効かせて仮想通貨を売買できます。FXは期限がなく、先物は期限がある(1週間・2週間、3か月先物)という違いがあり、主に市場参加者が異なります。

1-2. ビットコインを証拠金にできる

一般的なFX(外国為替証拠金取引)は日本円を証拠金としますが、LightningFXでは日本円に加えてビットコインも証拠金に使用できます。この場合、Lightningビットコイン現物(BTC/JPY)の最新価格の80%が評価額として換算されます。

②bitFlyer の証拠金取引の追証・ロスカットルール

レバレッジ取引は証拠金に対して数倍の資産を売買し、決済時に差額の現金のみを受け取る方法です。例えば10万円を証拠金として預け入れた場合、その4倍の40万円相当の仮想通貨を取引できます。ショート(売り)ポジションも取れるので、下落相場でも利益を狙うことができ、市場の価格変動(ボラティリティ)を活用できます。しかし、取引できる金額が大きいため、損失が膨らんで証拠金維持率が閾値を下回ると自動的に資金が清算(ロスカット)される可能性もあります。

bitFlyerでは、現在保有しているポジションに占める口座残高の割合を示す「証拠金維持率」に対して、「追証、ロスカットルール」を設定しています。

2-1. 追証ルール

証拠金維持率が100%を下回った場合、すべての未約定の新規注文が取消されます。また、2銀行営業日以内に追加の証拠金を預け入れる必要があります。その後も証拠金維持率が100%を下回り続けた場合、ロスカットルールが適用されます。

2-2. ロスカットルール

証拠金維持率が50%を下回った場合、すべての未約定の新規注文が失効されます。また、LightningFXの全建玉が自動的に反対売買して決済(ロスカット)されます。相場の急変によって、証拠金額を上回る損失が生じた場合、速やかに金銭を充当し不足金を解消する必要があります。

③レバレッジ取引を提供する仮想通貨取引所3社との比較

3-1. レバレッジ取引の対応通貨が多いDMM Bitcoin


DMM Bitcoinは株式会社DMM.comのグループ会社です。DMMグループもDMM.com証券を所有しており、専門的なノウハウがDMM Bitcoinにも活かされています。

DMM Bitcoinでは、販売所形式で9種類の仮想通貨(BTC、ETH、XRP、LTC、BCH、XEM、ETC、XLM、MONA)のレバレッジ取引に対応しています。日本円に加えて仮想通貨建ての取引にも対応しており、利用可能な通貨ペアは計16種類に上ります。

3-2. 両建ても可能なGMOコイン

bitFlyer
GMOコインは、東証一部上場のGMOインターネット株式会社のグループ会社が運営する仮想通貨取引所です。GMOクリック証券など金融サービスのノウハウを活かした運営がGMOコインの特徴です。

GMOコインでは「取引所」と販売所形式の「仮想通貨FX」で、5種類の仮想通貨(BTC、ETH、XRP、LTC、BCH)に対して最大4倍のレバレッジ取引が可能です。仮想通貨FXでは、買い注文と売り注文を同時に保持する「両建て」ができることがGMOコインの特徴です。中期的に買いポジションを取りながら短期的に売りポジションを取るような戦略も可能なため、両建てができるとトレードのチャンスが広がる利点があります。

3-3. レバレッジ取引の準リアルタイムデータを公開するTAOTAO


TAOTAOは、Zホールディングス(旧ヤフー)の関連会社であるTaoTao株式会社が運営する仮想通貨取引所です。ヤフーグループはワイジェイFXを有しており、TAOTAOのサービスの随所でFX(外国為替証拠金取引)のノウハウが活かされています。

TAOTAOは、の販売所形式のレバレッジ取引(ビットコイン、イーサリアム、XRP、ライトコイン、ビットコインキャッシュ)を提供しています。レバレッジ取引参加者の「未決済建玉、指値、歩み値」の準リアルタイムデータを配信する「Trade Blotter(トレードブロッター)」があり、ポジション動向を分析してトレード戦略に役立てることができます。TAOTAOの実績報告によると、2020年2月にレバレッジ取引で合計約1,000億円の出来高が発生しました。

④レバレッジ取引を提供する仮想通貨取引所の機能や手数料など徹底比較

4-1. 通貨ペア

bitFlyer GMOコイン DMM Bitcoin TAOTAO
通貨ペア BTC/JPY BTC/JPY、ETH/JPY、BCH/JPY、LTC/JPY、XRP/JPY BTC/JPY、ETH/JPY、XEM/JPY、XRP/JPY、LTC/JPY、ETC/JPY、BCH/JPY、XLM/JPY、MONA/JPY

ETH/BTC、XEM/BTC、XRP/BTC、LTC/BTC、ETC/BTC、 BCH/BTC、ETC/ETH

BTC/JPY、ETH/JPY、BCH/JPY、LTC/JPY、XRP/JPY

4-2. 手数料・レバレッジ倍率

bitFlyer GMOコイン DMM Bitcoin TAOTAO
レバレッジ手数料 建玉金額の0.04%/日 建玉金額の0.04%/日 建玉金額の0.04%/日 建玉金額×0〜0.041%/日
レバレッジ倍率 1倍〜4倍 一律4倍 一律4倍 一律4倍
仮想通貨の証拠金利用 ビットコイン × 仮想通貨 ビットコイン
イーサリアム

4-3. ロスカット発生条件

ロスカットルールで設定された証拠金維持率が高いほど、相場の急落時により早くポジションの強制ロスカットが発動する可能性があります。BitFlyerはロスカット発生条件が証拠金維持率50%以下と他社と比べて低く、一時的な相場の急落が起きた場合でも損失を回避できる可能性があります。しかし、証拠金維持率が100%以下になると2銀行営業日以内の追加証拠金(追証)入金が求められるため注意が必要です。他社では追証ルールがない代わりに、注意喚起を促すアラートが設置されています。各社条件の違いをしっかりと抑えておきましょう。

bitFlyer GMOコイン DMM Bitcoin TAOTAO
ロスカットルール 証拠金維持率50%以下 証拠金維持率75%以下 証拠金維持率80%以下 証拠金維持率80%以下
追証ルール 証拠金維持率100%以下
(証拠金維持率100%以下でロスカットアラートが作動)

(証拠金維持率100%以下でロスカットアラートが作動)

(証拠金維持率100%以下でロスカットアラートが作動)
必要証拠金率(レバレッジ4倍) 建玉金額の25% 建玉金額の25% 建玉金額の25% 建玉金額の25%

※2020年3月時点の情報となります。最新情報に関しては上記サイトをご覧ください。

⑤まとめ

仮想通貨の証拠金取引では、ロング(買い)ポジションだけでなくショート(売り)ポジションも取れるので、値上がり・値下がりの双方で利益を狙う戦略的な投資が可能です。レバレッジをかけることにより資金効率の良い投資を行うことができます。しかし、保有しているポジションの含み損が膨らむと、自動的に清算(ロスカット)される可能性もあるため、価格変動リスクをしっかりと管理する必要があります。

さまざまな取引所でレバレッジ取引が提供される中で、取り扱い通貨や両建て、レポーティングなど各社それぞれ特徴が現れています。仮想通貨取引所の開設にあたって、メンテナンス対策や急激な価格変動にともなう売買制限を考慮して、2つから3つの仮想通貨取引所で口座を解説しておくことがおすすめです。仮想通貨取引所の口座開設は無料でできますので、これを機にぜひ確認してみてください。

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立花 佑

立花 佑

自身も仮想通貨を保有しているWebライターです。HEDGE GUIDEでは、仮想通貨やブロックチェーン関連の記事を担当。私自身も仮想通貨について勉強しながら記事を書いています。正しい情報を分かりやすく読者の皆様に伝えることを心がけています。