積立投資が簡単・便利!仮想通貨(暗号資産)取引所3社のサービス内容を比較!

仮想通貨(暗号資産)に興味を持ちながらも、なかなか投資に踏み出せない方は多いのではないでしょうか。ビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨は価格変動が激しいので、購入時期を判断しにくいことも、そうした要因の一つかと思います。そのような場合におすすめの投資戦略が「積立投資」です。積立投資は購入のタイミングを分散させることで価格変動リスクを軽減できるので、投資経験の少ない方でも取組みやすい手法です。

この記事では仮想通貨の積立サービスを提供している3社のサービス内容を詳しく解説します。

目次

  1. 積立投資のメリット
  2. 積立投資のリスク
  3. ドルコスト平均法のシミュレーション
  4. 積立投資におすすめの仮想通貨取引所
    4-1. 口座振込から買い付けまで自動で行うコインチェックの積立機能
    4-2. ワンコインから積立投資ができるGMOコインの積立機能
    4-3. 金額・頻度を細かく設定できるビットフライヤーの積立機能
  5. まとめ

①積立投資のメリット

積立投資というのは、定期的な間隔で一定金額を投資することにより、市場のボラティリティの影響を低減することを目的とした投資手法です。投資予算を一括で投じようとすると、価格が下落しているときであれば問題ありませんが、高値掴みをしてしまうこともあります。だからといって機会をうかがっていても、いつ投資を始めれば良いか判断することは困難です。

現在のビットコインのように歴史的にも高値圏にある場合は、投資タイミングを分散させて長い時間軸で複数回に分けて投資すると良いでしょう。こうした投資手法は「ドル・コスト平均法」とも呼ばれ、王道の投資手法として知られています。

ドル・コスト平均法により、相場が高い時は少量、逆に相場が安い時は大量に購入することになります。投資のトータルでみると平均購入単価を下げる効果が期待できます。このように、期間を味方につけてゆっくりと資産を増やしていくことが、積立投資の考え方です。

②積立投資のリスク

仮想通貨の積立投資を行う場合は、将来的に価格が上昇することを期待して積立を行うことになります。FX(外国為替証拠金取引)であればスワップポイントを稼ぐ手段もありますが、仮想通貨でリターンを得るには価格上昇が前提となります。

下降相場に入れば、購入時期を分散しても、平均取得単価よりも資産価格が下まわる可能性が高まります。相場が回復しなければ元本割れを起こす可能性もあり、我慢できずに積立投資を止めれば損失を被ることもあります。場合積立投資は損失リスクを抑えた方法ではありますが、元本を保証するものではないことを念頭に置いておく必要があります。

③ドルコスト平均法のシミュレーション

DCA22
dcaBTCというサイトでは、ビットコインでドルコスト平均法をシミュレーションできます。仮に2019年9月1日にビットコインのドルコスト平均法を始めたとして、毎週100ドルを投資し続けていた場合、2020年8月22日時点の合計投資額は5,100ドル、資産価値は7,152ドルで40.24%の利益となります。

一方、同時期にビットコインに一括で投資していた場合、2020年8月末までのリターンは20.74%となっていたでしょう。実際には、ビットコインは2020年3月に大暴落しており、損切りしていても不思議ではありません。もちろん、暴落時に購入できるならより良いリターンを得られますが、不確実性と不安の中で買い入れることは容易ではありません。

このように、ドルコスト平均法は良くも悪くもボラティリティの影響を緩和します。変動が激しい資産を扱う際に、良い意味で保守的な投資方法と考えることができます。

④積立投資におすすめの仮想通貨取引所

4-1. 口座振込から買い付けまで全自動なコインチェックの積立機能

Coincheck
コインチェックはマネックスグループ株式会社の子会社であるコインチェック株式会社が運営している仮想通貨取引所です。初心者でも扱いやすい販売所を提供している他、取引所サービスではビットコインを手数料無料で購入できます。コインチェックの販売所では国内最多となる16種類の仮想通貨を取り扱っており、500円から利用可能です。取引所では4種類を手数料無料で売買できます。これらのコインの多くは、レンディングサービス(貸仮想通貨)や積立投資(Coincheckつみたて)でも利用できます。

取引画面もシンプルで直感的に操作しやすいこともあり、コインチェックは仮想通貨取引のフォースト口座として多くの投資家に利用されています。コインチェックのスマホアプリは2021年6月時点に累計ダウンロード数415万を突破しています。

Coincheckつみたて

コインチェックの「Coincheckつみたて」は仮想通貨を毎月一定額で積立てることができるサービスです。手数料無料で銀行口座から自動的に引き落とされ、購入まで全て自動で処理されます。積立プランは、「月イチつみたてプラン」と「毎日つみたてプラン」の2種類があります。月イチつみたてプランは、毎月27日の入金日から約10日後に一括で買付けます。

一方、毎日つみたてプランは当月の日数で割った金額分を毎日自動で買付けます。例えば、月に1万円の積立を行うと決めた場合は1日333円を積立ることになります。月に1回の買付けに比べて毎日つみたてプランの方が相場変動を受けにくく、より買付単価を平準化できます。

積立金額は最低1万円から最大100万円までの範囲で、1,000円単位から金額を設定できます。月毎に申込締切日、引落日、買付日はスケジュールで決まっています。積立は利用停止を行わない限り、翌月以降も同内容にて自動的に積立が行われます。また積立分は数量を設定して、いつでも取引口座へ振替することができます。PCからも設定はできますが、スマホアプリ内で設定を完結できます。

対応仮想通貨 ビットコイン、イーサリアム、リスク、XRP、ライトコイン、ビットコインキャッシュ、ステラルーメン、ネム、モナコイン、クアンタム、ベーシックアテンショントークン、IOST、エンジンコイン、OMG(順次追加予定)
積立プラン 月1回プラン、毎日プラン(引き落としは月に1回)
最小設定金額 1万円

4-2. ワンコインから積立投資ができるGMOコインの積立機能

bitFlyer
GMOコインは、東証一部上場のGMOインターネット株式会社のグループ会社であるGMOコイン株式会社が運営する仮想通貨取引所です。GMO証券など金融サービスの運営ノウハウは、GMOコインにも活かされています。初心者からトレーダーまで幅広いユーザーが利用するGMOコインの口座数は37.4万件を越えています(GMOフィナンシャルHD、2021年12月期第1四半期決算資料より)。

仮想通貨取引サービスは取引所(現物取引)・取引所(レバレッジ取引)・販売所・暗号資産FXの4つを設けており、いずれもウォレットアプリから利用可能です。イーサリアムやXRPなどのアルトコインの取引方法が豊富な点がGMOコインの特徴です。

つみたて暗号資産

GMOコインの「つみたて暗号資産」は、毎月一定額を自動的に投資することができます。積立額は500円から気軽に始められ、最大5万円まで500円単位で設定できます。最大積立額は少なめの設定となっていますが、最少積立金額が500円からと少額なので、ポートフォリオを分散させるには非常に便利です。なお、購入にはあらかじめユーザー自身での入金が必要となります。

購入方法は、毎月10日午前9時に購入をする「毎月プラン」と、投資資金を日数案分して毎日購入する「毎日プラン」の2種類から選べます。いずれも販売所サービスで購入されます。取扱通貨はコインチェックに次いで豊富なラインナップとなっていることもポイントです。

対応仮想通貨 ビットコイン、イーサリアム、ビットコインキャッシュ、ライトコイン、XRP、ネム、ステラルーメン、ベーシックアテンショントークン、オーエムジー、テゾス、クアンタム、エンジンコイン、ポルカドット、コスモス
積立プラン 毎月プラン、毎日プラン
最小設定金額 500円

4-3. 金額・頻度を細かく設定できるビットフライヤーの積立機能

bitFlyer
bitFlyerは株式会社bitFlyerが運営する仮想通貨取引所です。bitFlyerはSMBCベンチャーキャピタル、みずほフィナンシャルグループ、三菱UFJキャピタルといった大手ベンチャーキャピタル・事業会社が多数出資している仮想通貨取引所で、顧客保護・セキュリティ・財務安定性等の体制整備に力を入れています。またbitFlyerは2014 年の創業以来一度もハッキング被害に遭っておらず、世界140 の仮想通貨取引所の中でセキュリティNo.1の評価を獲得しています(Sqreen社調べ)。

かんたん積立

ビットフライヤーの「かんたん積立」は、1回あたり1円から100万円までの範囲で積立金額の設定できます。積立頻度は①毎日1回②毎週1回③毎月2回(1日と15日)④毎月1回(1日~28日で指定)と4種類の設定方法が用意されています。ビットフライヤーではポイント投資(Tポイントプログラム・アフィリエイト)が出来るので、かんたん積立と組み合わせて少額投資を初めてみることもおすすめです。

対応仮想通貨 ビットコイン、XRP、イーサリアム、テゾス、ステラルーメン、ネム、ベーシックアテンショントークン、イーサリアムクラシック、ライトコイン、ビットコインキャッシュ、モナコイン、リスク
積立プラン 毎日 1 回、毎週 1 回、毎月 2 回(1 日と 15 日)、毎月 1 回
最小設定金額 1円

⑤まとめ

仮想通貨投資をスタートすることで、経済ニュースや通貨制度への関心が高まるなど、副次的なメリットもあると思います。仮想通貨は一旦動き始めると急激に動くこともあるので、その原因を探ってみることもおすすめです。興味がありながらまだ取り組んでいなかった方々は、コツコツと始められる積立投資を検討してみてください。

仮想通貨業界は時価総額200兆円規模のマーケットですが、流動性が低いことからどうしても値動きが激しくなってしまいます。ビットコインバブル後には資産価格が5分の1になった過去もあるように、価格上昇もあれば下落する場合もあるでしょう。そのため、積立投資をしながらも「ここまで含み益が増えたら一旦利益確定する」と設定しておくと良いでしょう。

コインチェックのつみたてサービスは、長期的な資産形成に便利なツールです。GMOコインの板取引やbitFlyerのポイント投資は手動で管理する必要がありますが、仮想通貨の取得コストを軽減するのに有効です。複数の取引所で口座開設をして、投資ツールを使い分けても良いでしょう。仮想通貨取引所の口座開設は無料でできますので、これを機に各社サービスがどのようなものか、実際に確認してみてください。

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立花 佑

立花 佑

自身も仮想通貨を保有しているWebライターです。HEDGE GUIDEでは、仮想通貨やブロックチェーン関連の記事を担当。私自身も仮想通貨について勉強しながら記事を書いています。正しい情報を分かりやすく読者の皆様に伝えることを心がけています。