「まずはビットコインを購入したい」、そんな人におすすめの仮想通貨取引所!CoincheckとbitFlyerを徹底比較

将来の資産形成に向けて、オンラインで手軽に投資を始められる仮想通貨に関心を持つ投資家が増えてきいます。中でもビットコインは仮想通貨市場で70%近いシェアを占めており、既にトヨタ自動車と同じくらいの時価総額があります。流動性も十分にあるので、投資家は最初にビットコインへの投資を検討する傾向があります。

ビットコインを購入できる仮想通貨取引所は数多くありますが、どこのサービスを利用するか迷ってしまう方は多いと思います。ここでは国内で代表的な仮想通貨取引所であるCoincheckとbitFlyerをピックアップしてご紹介します。「まずビットコインを購入したい」と考えている方は、ぜひ参考にしてください。

目次

  1. 販売所と取引所の違いについて
    1-1. 運営会社と仮想通貨を売買する「販売所」
    1-2. 注文板でユーザー間で売買する「取引所」
  2. 自動積立投資ができるCoincheck
    2-1. ドルコスト平均法の定期投資「Coincheckつみたて」
    2-2. 最大年利5%の「貸仮想通貨」サービス
  3. ビットコインを取得する方法が豊富なbitFlyer
    3-1. キャッシュバックで「ビットコインをもらう」機能
    3-2. Tポイントをビットコインに交換できる「Tポイントプログラム」
  4. CoincheckとbitFlyerの取扱通貨・機能比較
  5. まとめ

①販売所と取引所の違いについて

仮想通貨取引所が提供する仮想通貨の購入手段には、主に「販売所」と「取引所」の2種類があります。最初に戸惑う方も多いため、まずはこの2つの違いについてご説明します。

1-1. 運営会社と仮想通貨を売買する「販売所」

OTC
販売所の注文画面は「買値」と「売値」だけが表示された「2Wayプライス」となっており、操作が簡単でわかりやすく、初心者でも注文ミスをする可能性が低くなっています。購入価格と売却価格の差(スプレッド)が実質的な手数量の役割を果たしているため、取引所と比べて購入価格が高く、売却価格は低くなる場合があります。

販売所方式では、運営会社が保有する仮想通貨を利用者と取引します。そのため、数量に関係なく提示されている価格ですぐに購入(売却)できるメリットがあります。資産を購入したら一定期間売却するつもりのない、中長期の投資スタイルに適しています。

1-2. 注文板でユーザー間で売買する「取引所」

P2P
取引所方式は利用者同士が取引するサービスで、運営会社は購入者と売却者を仲介する「板」取引の場を提供します。板情報は現在の資産価格と投資家の指値注文をリアルタイムに反映しており、参加者はそれらの注文を選ぶか、自分の指値注文を並べることができます。

この方式のメリットは運営企業に支払う手数料を比較的安く抑えられることです。しかし、反対注文(自分が「買い」注文を出している場合、反対注文は「売り」のこと)を出す投資家が現れないと仮想通貨を取引できないというデメリットがあります。

取引所方式の手数料は約定数量の0.2%であったり無料であるため、販売所のスプレッドに比べて安く抑えることも可能です。トレードを積極的に行って資産を増やしたいと考えている方は、取引所方式を利用しています。

②自動積立投資ができるCoincheck

Coincheck
Coincheckはマネックスグループ株式会社の子会社であるコインチェック株式会社が運営している仮想通貨取引所です。Coincheckの最大の特徴は、優れたUI(ユーザーインターフェイス)とUX(ユーザーエクスペリエンス)です。同社のサービスは初心者にも非常に使いやすく、国内で仮想通貨投資家が増加した要因とも言われています。Coincheckでは販売所と取引所に対応しており、販売所では12種類の仮想通貨を売買でき、取引所ではビットコインの板取引が利用できます。

2-1. ドルコスト平均法の定期投資「Coincheckつみたて」

Coincheckは安定した仮想通貨投資ができるサービス「Coincheckつみたて」を提供しています。月々1万円~10万円まで利用可能で、日本円の入金から仮想通貨の購入までを自動で、振込と積立手数料は無料で行えます。毎月指定の銀行口座から自動引き落としされるため、相場を気にせずに長期投資ができます。

Coincheckつみたては「毎日つみたてプラン」がおすすめです。これは、ひと月あたりの合計つみたて金額を日割りで計算して買付ける仕組みです。ビットコイン価格の高騰時は取得数量が少なくなりますが、下落時には多くの数量を買い付けるため、結果的に買付単価が平準化します。価格変動が激しい仮想通貨においても、相場の急変動に左右されずに長期的な資産形成に役立てることができます。Coincheckつみたては、2020年4月時点にビットコインのみに対応していますが、他の仮想通貨も順次対応していく予定です。

2-2. 最大年利5%の「貸仮想通貨」サービス

仮想通貨レンディングとは、第三者に仮想通貨を貸し出すことで利益を得る方法です。Coincheckには、ユーザーが所有している仮想通貨を貸し出して最大年利5%を獲得できるレンディングサービス「貸仮想通貨」があります。14日間・30日間・90日間・180日間・365日間から貸し出し期間を選択できます。仮想通貨の長期保有を決めている人にとっては確実に利息が得られるメリットがあります。一方で、レンディング中は通貨を出金できなくなる点は覚えておきましょう。Coincheckのレンディングサービスは、12種類の仮想通貨に対応しています。

③ビットコインを取得する方法が豊富なbitFlyer

bitFlyer
株式会社bitFlyerが運営する仮想通貨取引所bitFlyerは、国内の主要メガバンクやベンチャーキャピタル(SMBCベンチャーキャピタル、みずほフィナンシャルグループ、三菱UFJキャピタル等)から出資を受けています。2014年に創業しており、ビットコイン取引量は国内No.1を維持しています(Bitcoin 日本語情報サイト調べ)。

bitFlyerは販売所と取引所、そして証拠金取引など高度な注文が可能な「bitFlyer Lightning」を提供しています。販売所は8種類、取引所はビットコインのみ、bitFlyer Lightningは3種類の仮想通貨(ビットコイン、イーサリアム、ビットコインキャッシュ)に対応しています。

3-1. キャッシュバックで「ビットコインをもらう」機能

「ビットコインをもらう」は、bitFlyerを経由してネットショッピングや旅行予約、ふるさと納税をすることで、商品・サービス毎に取引金額の一定割引のビットコインが付与されるサービスです。まだビットコインを保有したことがないけど、長期投資に興味がある方は、「ビットコインをもらう」を利用してコツコツ貯める方法がおすすめです。

3-2. Tポイントをビットコインに交換できる「Tポイントプログラム」

bitFlyerはTポイント・ジャパンと業務提携を結び、bitFlyerでTポイントが貯まる・使える「Tポイントプログラム」を提供しています。交換レートはTポイント100ポイントにつき、85円相当のビットコインとなっています。普段の生活で貯めたポイントを気軽にビットコイン投資に当てることができます。

④CoincheckとbitFlyerの取扱通貨・機能比較

Coincheck bitFlyer
販売所の取扱通貨 ビットコイン、イーサリアム、XRP、ビットコインキャッシュ、ライトコイン、リスク、イーサリアムクラシック、モナコイン、ネム、ファクトム、ステラルーメン ビットコイン、イーサリアム、
XRP、ビットコインキャッシュ、ライトコイン、リスク、イーサリアムクラシック、モナコイン
取引所の取扱通貨 ビットコイン ビットコイン(bitFlyer Lightningはビットコイン、イーサリアム、ビットコインキャッシュの3通貨)
最小注文単位 500円分 販売所:0.00000001 BTC
簡単取引所:0.001 BTC
Lightning 現物:0.001 BTC
Lightning FX:0.01 BTC
Lightning Futures:0.001 BTC
取引手数料(取引所) 0% 約定数量×0.01%〜0.15%(単位:BTC)Lightning FX/Futuresは無料
日本円出金手数料 407円 三井住友銀行宛:3万円未満216円、3万円以上440円
その他の銀行宛:3万円未満540円、3万円以上770円
ビットコイン出金手数料 0.0004BTC 0.001BTC

※2020年4月時点の情報となります。最新情報に関しては上記サイトをご覧ください。

⑤まとめ

販売所は数量に関係なく迅速に仮想通貨を購入できるので、投資初心者にとって便利な取引方法です。「まずはビットコインを購入してみたい」と考える方にとって、ストレスを感じることなく購入できるように設計されています。

2014年から仮想通貨取引ビジネスを続けてきたCoincheckとbitFlyerは、ビットコイン投資に関連する多くのサービスを提供しています。bitFlyerの「ポイント交換」で貯めたビットコインをCoincheckに送り、「貸仮想通貨」で金利を得るような使い方もできると思います。ビットコインは非常に安価な手数料で送金できます。

同じ販売所方式であっても、企業によって特徴やユーザビリティが異なります。サービスも異なるので、自分に合った仮想通貨取引所を利用することがおすすめです。

仮想通貨取引所では緊急のメンテナンスや取引規制が起きることもあるため、自分が取引したい際にスムーズに取引を行うためには複数口座を開設しておくことでリスクヘッジにもなります。ぜひこの機会に両社の販売所を実際に確認してみてください。

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立花 佑

立花 佑

自身も仮想通貨を保有しているWebライターです。HEDGE GUIDEでは、仮想通貨やブロックチェーン関連の記事を担当。私自身も仮想通貨について勉強しながら記事を書いています。正しい情報を分かりやすく読者の皆様に伝えることを心がけています。