次世代のキャッシュレス決済?ビットコイン決済で体験する「未来」の決済

新型コロナウィルスの感染拡大に伴って、人々の生産・消費活動にデジタル技術が組み込まれる「デジタルシフト」が世界的に加速しています。こうした中、皆さんに馴染み深い現金もデジタルシフトの波が起きていることをご存知でしょうか。

中国では他国に先駆けて「中央銀行が発行するデジタル通貨(CBDC)」の実証実験を開始、日本でも仮想通貨(暗号資産)取引所Decurretが3メガバンクとデジタル決済インフラの研究イニシアティブを開始しています。

こうしたデジタル通貨がリテール決済市場に導入されれば、世界中でデジタル通貨の普及が加速するでしょう。ビットコインを含む仮想通貨(暗号通貨)も、こうした動きに追従するかたちで採用が加速していくことが期待されています。

実際にはまだまだ私たち消費者がビットコインを利用できる場面は少ないですが、bitFlyerでは実店舗でビットコイン決済ができるサービスを提供しており、デジタル通貨を実生活の中で体験することができます。

今後キャッシュレス化が進み、デジタル通貨の概念が一般的になる中でも、今の時点から実際にデジタル通貨の経済圏に飛び込むことができる仮想通貨サービス。今回は、bitFlyerが提供するアプリをはじめ、同様に決済ができる仮想通貨取引所やアプリをご紹介していきます。ぜひ参考にしてみてください。

目次

  1. ビットコイン決済とは
  2. 仮想通貨決済を利用できるスマホアプリ
    2-1. アプリでビットコイン決済が可能!bitFlyerウォレット
    2-2. 仮想通貨を電子マネーへチャージできる!ディーカレットアプリ
    2-3. ビットコインで電気・ガスの料金を決済できる、Coincheckアプリ
  3. まとめ

①ビットコイン決済とは

ビットコイン決済とは読んで字のごとく、ビットコインをショッピングなどの決済に使用することです。ECサイトや飲食店などで、お金の代わりにビットコインを使って決済でき、スマホさえあれば誰でも利用することができるシステムです。

一見するとクレジットカードでも同じような仕組みに見えるかもしれませんが、ビットコイン決済とクレジットカード決済には大きな違いがあります。ビットコインでは支払いを完了したタイミングに支払い相手の手元にビットコインが移動(決済)するのに対し、クレジットカードでは支払いを完了したタイミングでは支払い相手にお金は移動せず、決済日まで受け取ることができません。クレジットカードを利用した決済では、私たちが支払いをしたあとにクレジットカード会社による決済が必要となるのです。

ではビットコイン決済を実際に利用するためにはどうすればよいでしょうか?通常であれば、私たち買い手はECサイトや店舗が表示するQRコードをスキャンし、ワンタップでビットコインを送付するだけで決済を完了することができます。決済アプリによってはQRコードをスキャンして、支払い金額を入力してからビットコインを送付するケースもあります。

このように聞くと、クレジットカード会社の仲介手数料も省けて素晴らしいことだらけのように聞こえるかもしれませんが、ビットコイン決済も瞬時の取引を可能にするため決済アプリを提供する会社がリスクを請け負っているという裏側もありますし、実際には手数料がクレジットカード利用よりも高いこともあるなどまだまだ不安定なサービスであることも事実です。

②仮想通貨決済を利用できるスマホアプリ

2-1. アプリでビットコイン決済が可能!bitFlyerウォレット

bitFlyerでは世界中でビットコイン決済を推進している仮想通貨取引所です。国内の主要メガバンクやベンチャーキャピタルから出資を受けており、現在では仮想通貨取引所の運営を行うにあたってライセンス取得が必要となる米国、ヨーロッパでもサービス展開をしています。

仮想通貨取引においては、現物取引以外に証拠金取引や先物取引といったサービスを提供しています。また、bitFlyerでは自社のオリジナルブロックチェーン「miyabi」の提供も行っており、ブロックチェーン企業としても知られています。

bitFlyerの「bitFlyerウォレット」というスマホアプリは、「販売所」、「取引所」、「bitFlyer Lightning」にアクセスできます。bitFlyer Lightningでは高機能な注文機能を備えた現物取引やFX、レバレッジ取引が可能です。仮想通貨の送金や受取、購入、取引が利用できるほか、加盟店の実店舗でのビットコイン決済機能も搭載していることが特徴です。アプリを起動し、右上のQRマークをタップするとスキャン機能が立ち上がるので、指示に従って操作するだけでスムーズにビットコイン決済ができます。

またTポイントとビットコインの交換、ショッピングの還元ポイントをビットコインでもらえる機能など、bitFlyerのあらゆるサービスをアプリ内で利用できます。2019年8月に株式会社マクロミルによるインターネット調査「仮想通貨・暗号通貨取引サービスに関するアンケート」では、日本国内において仮想通貨アプリ利用率No.1にもなりました。

Bitflyer app

2-2. 仮想通貨を電子マネーへチャージできる!ディーカレットアプリ

仮想通貨取引所・販売所のDeCurret(ディーカレット)
「DeCurret(ディーカレット)」は、東証一部上場の株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ)の関連会社である株式会社ディーカレットが運営する仮想通貨取引所です。DeCurretには、伊藤忠商事株式会社や東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)などの大手企業、株式会社三井住友銀行や株式会社三菱UFJ銀行などのメガバンクも出資しています。DeCurretの特徴は、仮想通貨取引だけでなく、さまざまな価値とデジタル通貨をシンプルに交換する価値交換プラットフォームの提供をビジョンとして掲げていることにあります。

同取引所のサービス内容は「販売所」で現物取引と最大4倍のレバレッジ取引(※レバレッジ取引は2020年10月24日をもって提供を終了)を提供しています。買値と売値が表示される分かりやすい販売所でありながら、「指値」、「逆指値」といった条件注文も備えています。土日祝日もチャットでサポートを受けられるため(※平日9時~17時 新型コロナウイルスの影響によりチャットの対応が停止している可能性あり)、初心者でも安心して利用できる取引所です。

DeCurretは、仮想通貨で電子マネー(au PAYプリペイドカード、楽天Edy、nanacoギフト)をチャージできるサービスを提供しています。直接、仮想通貨を決済に使用する機能ではありませんが、間接的に活用できます。

Decurret app

2-3. ビットコインで電気・ガスの料金を決済できる、Coincheckアプリ

Coincheck
「Coincheck」は、マネックスグループ株式会社の子会社であるコインチェック株式会社が運営する仮想通貨取引所です。Coincheckは、国内でも最多となる12種類の仮想通貨を取り扱っており、ネム(XEM)、リスク、モナコインなど人気の高いアルトコインを揃えています。

Coincheckのスマホアプリは優れたインターフェイスが特徴で、「販売所」にアクセスしてスムーズに仮想通貨を購入できるよう設計されています。初心者でも理解しやすく多機能なCoincheckアプリは、国内で274万ダウンロード(2019年12月時点)を突破しています。

Coincheckは公共料金の支払いにビットコインを活用できる「Coincheckガス」「Coincheckでんき」というサービスがあります。ビットコイン決済プランは代金をビットコインで支払うことで使用料に対して3%の割引が適応され、ビットコイン付与プランでは使用料に対して3%分のビットコインを獲得できます。こうしたサービスへ利用もアプリだけで完結できることがCoincheckの魅力のひとつです。

Coincheck app

③まとめ

仮想通貨取引所のアプリは初心者でも簡単に操作できるよう開発されていますが、仮想通貨決済サービスを搭載しているアプリはまだ少ないのが現状です。しかし、店舗やECサイトへ仮想通貨決済システムの導入をサポートするサービスもあるので、アプリによる仮想通貨決済は今後の時代の流れと共に増加していくのか、注目していきたいところです。

このように仮想通貨取引所が提供しているサービスや機能は異なるので、利用を1社に絞るのではなく2、3社登録をして臨機応変に利用すると良いでしょう。実際に触れてみると使い勝手も分かってきますし、それぞれの取引所がもつ強みも次第に見えてくるはずです。仮想通貨取引所の口座開設は無料でできるので、ぜひこの機会に各サイトを確認してみてください。

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立花 佑

立花 佑

自身も仮想通貨を保有しているWebライターです。HEDGE GUIDEでは、仮想通貨やブロックチェーン関連の記事を担当。私自身も仮想通貨について勉強しながら記事を書いています。正しい情報を分かりやすく読者の皆様に伝えることを心がけています。