ドイツ連邦銀行、仮想通貨の取り締まりを協力して行うべきと主張

ドイツ連邦銀行(中央銀行)のJoachim Wuermeling理事は、現在中国や韓国、中東各国が進める仮想通貨規制の動きを受けて、仮想通貨の取り締まりを国ごとではなく国際的にルールを決めて行うべきだとの考えを示した。15日のロイター通信の報道によると、国独自のルールでは限定的で、国をこえた現象である仮想通貨を取り締まるのは難しいためだという。

先日フランクフルトで行われたイベントで、同氏は「仮想通貨の効果的な規制は、できるだけ広範囲の国際協力を通してのみ達成されるだろう。」とも主張している。

中国当局は昨年秋にすべての仮想通貨取引所を閉鎖し、ビットコインのマイニングも規制しているが、代替ルートによる取引は活発に行われている。韓国でも仮想通貨取引所の閉鎖を検討していると報道されたばかりだ。

欧州連合(EU)各国は先月、ビットコインをはじめとした仮想通貨によるマネーロンダリングやテロ目的の資金供与を防ぐための規制強化に合意しており、さらにドイツはフランスと協働してビットコインを巡るリスクの分析、および規制を巡る案を今年3月に開かれるG20首脳会議に共同提案として提出する予定だ。

金融システムのリスクをコントロールするための仮想通貨の世界的な規制は広がっていることがわかる。2018年は規制のための国際協力がされるのか。注意深く追っていきたい。

【参照サイト】Any rule on Bitcoin must be global, Germany’s central bank says

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HEDGE GUIDE 編集部 仮想通貨チーム

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