米Aliant Payment Systems、マーチャント向けにライトコインでの支払い受付機能を提供開始

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米フロリダに本拠を置くマーチャント・サービス、クレジットカード処理プロバイダーのAliant Payment Systemsは2月6日、同社がEC事業者などのマーチャント向けに提供している支払いソリューションにおいて、新たにライトコインでの支払いを受け付ける機能を提供すると公表した。Aliantは他社に先駆けていち早く2017年の第3四半期にはビットコインによる支払い受付に対応し、続く第4四半期にはイーサリアムでの支払いを受け付ける機能も提供を開始していた。

AliantのCEOを務めるEric Brown氏は、「我々のマーチャントはお金を確実かつ安全に、コスト効率がよい形で移動する革新的な方法を求めている。仮想通貨であれば我々はそれらすべてを満たした形でお金を移動することができ、消費者に対してより多くの支払いオプションを提供できる。我々は、レストランやバー、ガソリンスタンドやカフェなど日常的に行く場所において、ライトコインが毎日の支払い手段としてより存在感を増してくると考えている」と語った。

Aliantはカナダのバンクーバーに本拠を置くNetCents Technology社と提携して仮想通貨による支払い処理プラットフォームを構築し、マーチャントに提供している。同社によると、支払い対応する通貨については様々な意見があったものの、より確立した地位を築いており、知名度も安定性もあるイーサリアムとライトコインを選定したとのことだ。

同社は、ビットコインはより高額な商品の支払いには使用されているものの、より少額な商品の購入においてはライトコインのほうが魅力的になるとしたうえで、Segwitにより決済速度の向上と手数料の低下が期待される点ももう一つの魅力だと説明している。

AliantはEコマースを手がけるマーチャントに対してだけではなく、スマート決済端末の「Poynt」を通じた小売店向けもソリューションも提供しており、店頭における仮想通貨支払いにも対応している。今回の機能追加はライトコインによる支払いがより普及するための大きな一歩となりそうだ。

【参照サイト】Aliant Payment Systems Now Offers Litecoin Payment Solution to Merchants

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HEDGE GUIDE 編集部 Web3・ブロックチェーンチーム

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